人間関係について

人間関係について

日本語教師に限らず、就職や転職をするときに気になるのは職場の人間関係だと思います。その学校による、そこにいる人によると言ってしまえばそれまでですが、全く想像ができない世界に飛び込むのは不安だと思います。今まで私が経験した範囲ではありますが、どんな日本語教師がいたか、どのように付き合ってきたか、また学習者との距離感について書こうと思います。

 

どんな日本語教師がいる?

資格について

私が今まで知り合った日本語教師の9割は民間の日本語教師養成講座出身です。残りの1割は大学・大学院での日本語教育主専攻または副専攻を修了している先生です。日本語教育能力検定試験に合格しているかどうかまでは、わざわざ聞いたことがないので不明です。が、「検定試験に合格していない」と自ら話しいていた先生も数名いました。

それから、養成講座出身で日本語教師として働きながら、大学院に通っていた先生も数名いました。退職して、大学院に通っていた先生もいました。

雑談する時間が持てる場合、今までどこで教えていたかとか、掛け持ちしているかどうかとか、どこの養成講座を出たかなど、話すこともあります。

どんなタイプ?

留学生の授業を受け持つ場合、教師1人が学生20人程度をみることになります。ちょっと大げさな表現かもしれませんが、20人それぞれとの人間関係を築いていくということでもあります。

ですので、ある程度、人が好きでサービス精神がある人が多いと思います。

このタイプの先生も、2パターンあるように思います。1つは仕事中はサービス精神旺盛で、しっかり学生と向き合うけれど、仕事とプライベートはきっちり分けている先生。もう1つは、仕事中もサービス精神旺盛で、学生ともコミュニケーションをとって、休みの日にもそのスタンスがあまり変わらない先生。

学校によっては、学校外で学生と会わないように、プライベートな付き合いはしないようにというルールがある場合があります。学外での個人的な付き合いはトラブルに発展しかねないからだと思います。

人が好きでサービス精神があるタイプとは反対に、学生と深く関わらないようなドライな先生もいます。傍から見てもはっきり線を引いているような壁を作っているような印象を受けます。

それから、自分が喋りたいタイプと、聞き手側に回るタイプという分け方もできます。あくまでもプライベートで会話するときにどちらのタイプかということなのですが、自分が喋りたいタイプの先生は授業でもその傾向があるような気もします。先生が一方的に話す授業より、学生がたくさん話せる授業のほうがいいので、授業では教師はファシリテーターに徹して、聞き手側にしっかり回るのがいいのかなと思います。

 

教師同士の付き合い

仕事中

仕事に関することはもちろん話しますが、それ以外のお喋りは私はあまりしません。

以前は私もしていたんです。でも、ある先生がずっと話し続けていたことがあって、会話を切り上げられませんでした。結果、電車に乗り遅れ、保育園のお迎え時間に間に合わなかったことがありました。私が「子どものお迎えに間に合わないので、そろそろ失礼します。」と言えばよかったのですが、その時はできませんでした。

この先生が悪いと言いたいのではなくて、もっと私にやりようがあったと思っています。でも時間は有限だし、人に合わせすぎるのも辛くなってしまいます。

ですので、最近は一言二言は言葉を交わしますが、長々とお喋りということはしなくなりました。

そして、こんな先生がいるかもしれないということを考えています。考えすぎかもしれませんが…

授業の前は、授業の段取りの確認に忙しいかもしれません。ルーティーンが決まっているかもしれません。

休憩中は、静かに休みたいかもしれません。追加でコピーをしたいかもしれません。お子さんが病気で学校を休んでいて、家にいるお子さんと連絡をとりたいかもしれません。

授業が終わってからは、申し送りを書いたり、担任の先生に報告したりしてから、すぐに帰らなければならないかもしれません。もしくは、仕事が終わったら、すぐに帰りたいと思っているかもしれません。

学外での付き合い

新人の頃、ありがたいことに環境に恵まれていて、先輩教師によく声をかけてもらっていました。仕事のことはもちろん、仕事以外の関係ないお喋りなどもできる環境でした。食事に行ったり、時々は飲みに行ったりもしていました。先輩教師は40代~60代の方々でした。

子どもができてから、飲みには行かなくなったものの、食事に行くことはよくありました。個人的に親しくしていた先生が数名いたので、それぞれの先生と2人でゆっくりお喋りしていました。年上の先輩教師ともですし、気の合う同年代の先生とも出かけていました。

最近は、上に書いたような環境から離れているので、学外でのお付き合いはしていません。でも、誘われたら、食事がてらお喋りしに行くと思います。こればっかりは、学校の雰囲気やメンバーによると思います。

 

学習者との付き合い

今はSNSがあり、学生に「先生、Facebookありますか。」「インスタしていますか。」とよく聞かれます。私は基本的には断らずに教えますが、元々あまり熱心に投稿していないし、たまに一方的に見る程度でなので、学生にもそう伝えています。

でも以前、私もよく投稿していた時期があって、その頃は学生ともSNS上でやりとりをしていました。当時勤めていた学校は学外での学生との付き合いに関してルールは特になく、禁止されていなかったので、SNS以外でも、個人的に学生と食事に行くこともありました。

SNSでつながっていると、日本語学校を卒業してからの学生の様子が見られます。連絡をもらったとき、日本語が上達しているのがわかると、一定期間関わった教師として嬉しい気持ちがこみ上げてきます。今でも年始の挨拶をしてくれる学生もいたりします。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。日本語教師とはいえ、他の職場と人間関係は大差ないのではないかと思います。大きく違うのは、学習者との付き合いだと思います。学校によってはルールがあると思うので、確認するといいと思います。